今日の出来事を嵐が予測していたのか…

今日は朝からどんより曇り空で、6時までバイトの私は「すごく長く感じるんだろうなぁ」と思いながら働き始めました。

いつもどおり何もないだろうと、たかをくくっていたのがいけなかったのか、案の定事故が起きてしまいました。
プールでの人の生命に関わるような事故に立ち会ったのが初めてだったので、すごく動揺しました。

お客さんから事故発生を知らされ、チーフがぐったりしているお客さんをプールサイドに引き上げ、人工呼吸を始めました。
私はその時パトロールでプールをまわっていたのですが、事故当時はその地点から離れたところを監視していたため事故を発見することができなかったんです。
私以外に待機していた他の監視員が心肺蘇生器や救急バケツなどを持ってチーフのところに向かいました。

私は手薄になった監視業務を続けるべくパトロールから監視台からの監視をすることにしました。事故の経験がない私が行っても
意味ないかな、3,4人もいるし任せようと思ったのです。

監視台に登って内心バクバクしながら、自分を落ち着かせようと深呼吸をしつつ、監視をしていました。

何分かしてから救急隊が到着。
無事救急隊にお客さんを引き渡し。

それからはなんとなく慌しかったように思います。

その後、そのお客さんが最悪の事態になってしまったことを知ることになります。。(急性心不全

事故当時パトロールでそのお客さんの息のあがり方がおかしいことに気づきながら注意しなかったことをすごく後悔して、この事故は自分のせいではないかと思って、すごくびくびくしていました。
一度は「息があがってる様子がおかしいことに気づきながら声かけをしなかったのはまずいよ」とチーフに言われ、お客さんが最悪の事態になってしまったのは自分のせいだ、クビにされるのではと血の気がひくような思いをしてました。

すると、チーフが私の様子を察したのか察せずか、声をかけてくれて、「おまえのせいじゃない、急性のものだから突然起きてしまうんだ、あそこで声かけをしていたとしても結果は変わらなかった」など私を励ましてくれて、張り詰めていたものが緩んで涙となって流れてきました。
それからみんなに励まされ、いつもどおりの元気(?)を取り戻した私は、今まで以上に真剣に監視業務に就くようにしました。

チーフ他仲間たちに言われたのが、『今後に生かそう』ということでした。確かにここで立ち止まって前にあったことを後悔していても仕方ないので、今日の課題や学んだことを次に生かそうと思いました。

そんなわけで今日はとても精神的に疲れた一日でした。ふぅ。